ユニット 1・レッスン 6

激音と濃音

約 7 分 · 目標: 平音・激音・濃音(가・카・까 など)を聞き分けて読む

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線が 1 本増えると、息が強くなる

가ga
카ka
다da
타ta

가 と 카、다 と 타 を聞き比べてください。ㄱ に線を 1 本足すと ㅋ、ㄷ に足すと ㅌ です。

違いは息の量です。口の前に手のひらをかざすと、카・타 でははっきり息が当たります。この、息を強く出す子音を激音と言います。これまでの ㄱ・ㄷ などは平音です。

先に学習するレッスン: ㅑ ㅕ ㅛ ㅠ と ㅐ ㅔ

レッスンのまとめ

このレッスンの説明を 1 ページにまとめました。

線が 1 本増えると、息が強くなる

가 と 카、다 と 타 を聞き比べてください。ㄱ に線を 1 本足すと ㅋ、ㄷ に足すと ㅌ です。

違いは息の量です。口の前に手のひらをかざすと、카・타 でははっきり息が当たります。この、息を強く出す子音を激音と言います。これまでの ㄱ・ㄷ などは平音です。

ㅍ と ㅊ も激音

残りの 2 組も同じ関係です。ㅂ の激音が ㅍ、ㅈ の激音が ㅊ。ㅊ は ㅈ の上に短い線を足した形ですが、ㅍ は形が少し変わるので、このまま覚えてください。

激音は息が強いだけでなく、続く母音が高めの声で始まります。平音は低めに始まります。息と高さの両方が聞き分けの手がかりです。

激音の単語

커피 コーヒー、코 鼻、차 お茶、포도 ぶどう、치마 スカート、토마토 トマト。

커피 は日本語の「コーヒー」とかなり違います。母音は伸ばさず、1 文字目は唇を丸めない 커、英語の f は ㅍ で書きます。日本語の外来語の音に引きずられず、ハングルのとおりに読んでください。

同じ文字を 2 つ並べると

今度は同じ子音を 2 つ並べた形です。ㄱ が 2 つで ㄲ、ㄷ が 2 つで ㄸ。

こちらは息をまったく出しません。のどを締めて、短く硬く出します。これを濃音と言います。日本語の小さい「っ」の直後の音、たとえば「まっか」の「か」、「やった」の「た」が近い目安です。ただし濃音は、前に「っ」がなくても、単語の最初でもこの硬い音で始まります。

ㅃ・ㅉ・ㅆ

残りの濃音は ㅃ、ㅉ、ㅆ です。作り方は同じで、ㅂ・ㅈ・ㅅ を 2 つ並べます。「いっぱい」の「ぱ」、「まっちゃ」の「ちゃ」、「あっさり」の「さ」が目安です。

ㅅ には激音がありません。平音 사 と濃音 싸 の 2 つだけです。싸 は息の漏れる音が短く、鋭く始まります。

濃音の単語

아빠 パパ、오빠 兄(妹から見て)、토끼 うさぎ、아저씨 おじさん。濃音の直前で、音が一瞬詰まるように聞こえます。

비싸요 は「(値段が)高いです」。今はこの形のまま、1 つの単語として覚えてください。文法はあとの課で扱います。

平音・激音・濃音を並べる

3 つを続けて聞いてください。가 は平音で、力を抜き、弱い息で低めに始まります。카 は激音で、息が強く、高めに始まります。까 は濃音で、息がなく、硬く高めに始まります。

日本語のカ行はこの 3 つを区別しないので、最初はどれも「か」に聞こえがちです。息があるか、硬いか、の 2 点に絞って聞きます。

外来語の k・t・p は激音で書く

카드 カード、카페 カフェ、파티 パーティー、티셔츠 T シャツ。英語の k・t・p・ch は激音 ㅋ・ㅌ・ㅍ・ㅊ で書くのが原則です。f も ㅍ になります(카페・커피)。

母音を伸ばさないこと、子音で終わる音のあとに ㅡ を足すこと(카드・티셔츠)は、これまでの外来語と同じです。

覚えておくこと

  • 線を足した ㅋ ㅌ ㅍ ㅊ は激音で、息を強く出します。
  • 同じ文字を並べた ㄲ ㄸ ㅃ ㅆ ㅉ は濃音で、息を出さずに硬く出します。
  • 平音・激音・濃音は、息の有無と音の硬さで聞き分けます。
  • 커피・차・오빠・비싸요 など 15 語を覚えました。

間違えやすい点

  • 日本語のカ行・タ行・パ行のままでは 3 種類を言い分けられません。激音は息を足し、濃音は息を止めます。
  • 커피・카페 を日本語の外来語の音で読まないでください。母音は伸ばしません。